
新潟県立新潟商業高校
葦原精神
「熱・誠・忍」
未来を拓く 確かな力
~創立150周年へのエントランス~
新潟商業高等学校のホームページをご覧いただき、ありがとうございます。
本校は、明治16年に北越興商会附属新潟商業学校として設立・開校し、今年で創立142年目を迎える全国でも有数の歴史と伝統のある学校です。約三万有余名の卒業生は、これまでの良き伝統を継承し、経済界はもとより数多くの有為な人材として、県内外の様々な分野で活躍されております。
本校は現在、経済の発展を担う職業人の育成を目指す「総合ビジネス科」、ITスペシャリストの育成を目指す「情報処理科」、実用的な英語力を養いながら、豊かなコミュニケーション能力を育成する「国際教養科」の3学科を設置し、生徒はそれぞれ個性を伸張しながら、情熱と誠実さと忍耐をもって自己実現を目指す、「熱・誠・忍」で表される葦原精神の伝統のもと、学習や資格取得、部活動や学校行事の4つをバランス良く励み、青春を謳歌しています。
一方、現代は、新型コロナウイルス感染症の感染拡大、国際情勢の不安定化、グローバル化による急速な情報化や技術革新、少子化・人口減少などの社会課題により、将来の予測が困難な時代とも言われています。
こうした、変化の激しい時代を生き抜くためには、社会の変化に主体的に向き合い、よりよい社会と幸福な人生を自ら創りだす力が必要であることから、昨年度から「アントレプレナーシップ教育」にも力を入れております。
さらに、生成AI等を様々な学習場面で活用し、多角的な視点から情報を的確に判断する能力の育成や、プログラミングの技術向上に向け、プロジェクションマッピングやドローンの編隊飛行を用いるなど、withテック時代の国際的なコミュニケーション環境においても、積極的に活躍できる能力も身につけさせてまいります。
令和6年度からを、10年後の創立150周年に向けた新たなチャレンジの年度と位置づけるとともに、生徒及び保護者の皆様、地域、卒業生の期待に応えるべく、時代の変化に対応した教育活動に取り組んでいきたいと考えております。
このホームページは、学校の特色や教育課程、生徒の日常生活の様子などを掲載しています。中学生やその保護者、本校にゆかりのある皆様や本校に関心のある皆様など、多くの方々に本校への理解を深めていただければ幸いです。
令和7年4月1日
校長 小畑 智嗣
創立140年の伝統に相応しい新潟商業をめざして
教育方針
教育基本法・学校教育法の趣旨を体して人格の完成を目ざし、自主的精神を高めるとともに、 個性を伸ばし、勤労と責任を重んずる有為な産業経済人を育成することを教育方針とする。
教育方針
1 心身ともに健全で個性豊かな人間の育成につとめる。
2 互いに人格を尊重し、正義を愛し、社会の良い形成者としての資質の啓発につとめる。
3 国際的な教養と産業経済人として必要な知識技能の習熟につとめるとともに、識見の高揚につとめる。
4 高い知性と徳性を有し、国際感覚豊かな人材の育成につとめる。
「白山浦校舎」(明治44年~昭和21年)
小山種三郎氏画
昭和14(第52回)卒 寄贈
本校は、全国3番目(現存する商業高校のうち)に古い歴史をもち世界に目をひらいた商業高校として 明治16年に開校しました。
「熱・誠・忍」で表される「葦原精神」の伝統のもとに、1000名以上 の生徒が、新たなる歴史の創造に向けて勉強、クラブ活動に励んでいます。
卒業生(葦原同窓会員)も30,000名を越え、実業界をはじめ各方面での実績は高く評価されています。
平成8年度からその他専門学科として「国際教養科」を設置、商業関連学科「総合ビジネス科・情報処理科」 と合わせて3学科でより高い目標を掲げチャレンジしています。
青春の1ページを情熱と誠実さと忍耐をもって自己実現を目指す!
出来事
明 治
出来事
12
教育令の公布
14.02
14.02福沢諭吉門下の逸材といわれた尾崎行雄 が商事思想の普及と経済振興 をはかるため、その推進機関として北越興商会の設置と人材養成手段として商業学校の 創設を首唱されたことにより、新潟財界の有力者多数が発起人となり北越興商会を結成して活動を開始した。
16.11
11.18 北越興商会付属の私立商業学校として、東京・神戸・岡山・大阪・横浜についで全国6番目に開校した
修業年限1年6か月。1学級募集 (市内礎町3ノ町に設立開校)
初代校長 斉藤軍八郎氏就任
18.04
修業年限2カ年に改正。北越興商会解散により維持費困難をきたす
20.03
公立認可、新潟区立商業学校と改称
21.1
修業年限3カ年に改正
22.04
市制施行に伴い新潟市立商業学校と改称
23.04
予科を新設。修業年限2カ年
31.01
校則改正。予科2年、本科と合わせて5年制確立
32.05
学校町2番町の新校舎に移転
33.08
文部省商業学校規定に従い校則改正。2学級100名募、定員約600名
36.04
新潟県に移管、新潟県立商業学校と改称
38.04
従来の帽章「商」改め、新たに「二蛇両翼一星」に学校のイニシャルN・Cを配した校章を制定し、これを帽章とする
39.04
新潟県立新潟商業学校と改称
43.04
商船科を設け、新潟県立新潟商業商船学校と改称。航海科・機械科各1学級募集
8/3~/18まで生徒39名ロシアのウラジオストック修学旅行実施
大 正
出来事
2.10
創立30周年記念式典挙行、記念行事として提灯行列を行う
4.04
商船科を廃止、新潟県立新潟商業学校と改称
9.04
13学級募集、生徒定員750名
11.04
予科・本科の区別を廃止(修業年限5カ年、4学級募集、定員1,000名)
昭 和
出来事
15.08
初めて甲子園大会に出場
1回戦不戦勝、2回戦千葉師範に9対4で勝利、準々決勝で高松中学と対戦 2対5で7回日没コールド(惜敗)
19.04
教育に関する戦時非常措置に基づく学校転換で、新潟県立第二新潟工業学校と改称。
第1学年電気通信科2学級、土木学科1学級募集
21.02
火災により講堂及び武道場を残し、1,349坪を焼失
21.04
学制改革で新潟県立新潟商業学校と改称
23.04
学制改革で新潟県立新潟商業高等学校と改称。
男女共学制実施、災害復旧第1期工事(体育館1棟、教室1棟(10教室)545坪)竣工
23.06
定時制課程を併設、2学級募集
24.04
全日制課程5学級募集
25.02
災害復旧第2期工事(本館324坪)竣工
26.12
災害復旧第3期工事(普通教室4教室120坪)竣工
27.1
災害復旧第4期工事(特別教室、普通教室、商品陳列室199坪)竣工
32.01
災害復旧工事(特別教室、普通教室各2(100坪))竣工
33.12
教室(50坪) 準備室(20坪) 女子更衣室(45.25坪)増築
37.09
別教室鉄筋3階建1棟新築(656坪)
38.04
全日制課程11学級募集
38.10
創立80周年記念式典挙行
39.04
内野分校本校の所属となる
39. 6
新潟地震で全校舎罹災
41. 3
鉄筋4階建1棟907坪新築、図書館115坪移築
41. 8
プール925㎡再築
41.11
講堂400坪新築
42. 3
鉄筋4階建1棟877坪新築、第1校舎鉄筋2階建渡り廊下52坪増築
42. 4
新潟県立船江高等学校を本校内に新設、本校定時制課程第1学年の募集を停止
42. 9
正門及び前庭造築、講堂付随のトイレ(鉄筋コンクリート水洗式29平方メートル)
並びに浴室シャワー室等(木造平屋建69平方メートル)増築
42.10
新潟地震災害校舎復旧落成式挙行